
「老化現象や加齢」という言葉に対して、ネガティブなイメージを持つ方が多いのはご承知のとおり。老化現象による外見上の変化や身体の機能の変化は、大なり小なり誰でも訪れるものなので、
その現実を受け入れ、老化と上手に付き合っていく
ことが大切であることは、リフレ公式Re:コラム「▼40代から考えるリーディンググラスとの上手な付き合い方」でもご紹介している通り。
ただ、実際に老化現象においては個人差が大きいゆえに
人より年老いて見られるのは嫌
という感情が働きやすいのも事実。
加齢や老化現象にあらがって、それを隠そうとするのも理解できますが、体の機能によっては、そうすることでさらに機能を低下させてしまったり、
その他の健康リスクを高めてしまう場合もあります
ので、老化にあらがうことは必ずしも良いことではないのです。
そんな老化現象の最たる例が「老眼」です。基本的に老眼も40代以降から多くの方が自覚する老化現象であり、
と、まさに老眼世代の典型行動が無意識に出るようになってきます。 いくら加齢にあらがって綺麗に着飾っていたとしても、無意識にやってしまうこうした行動ひとつで、年齢的な部分は察することができてしまうため、それであれば
ちゃんと老眼鏡を使用してクリアな視界を確保した方が良い
という考え方ができるだけでなく、遠くも近くもクリアな視界が維持できることで、ストレスを感じないことはもちろん、メンタルの安定という点においてもメリットがあると言っても過言ではありません。
このページでは、そんなネガティブな印象のある老眼鏡のイメージを180度変えるべく、
老眼鏡を使用することで得られる健康面での様々なメリット
についてご紹介しつつ、老眼鏡の本来の機能や最近の老眼鏡トレンドなどについてもピックアップしていきます。
近年では、リーディンググラスという呼び名が定着しつつありますが、
実は老眼鏡用レンズも高機能に進化
しつつありますので、現代の老眼鏡事情においても把握しておくようにしましょう。
さっそくですが、40代以降の皆さんは老眼鏡についてどのようなイメージをお持ちでしょうか?
もちろん老眼鏡と言えど、レンズとフレームは別々なので、スタイリッシュなフレームに老眼用レンズを組み合わせれば、カッコいい老眼鏡になるわけですが、
老眼用レンズを組み合わせるだけでネガティブなイメージ
を持ってしまうのが心情かもしれません。
もちろん、現代における老眼用レンズにおいては、手元だけが見やすくなる旧来の老眼鏡より、遠くにも近くにもピントが合わせやすくなる
遠近両用レンズを用いることが多く
さらには遠近両用レンズでも、昨今ではそれを識別するのが難しいくらい精巧なレンズが用いられています。一昔前の老眼鏡ようのな、遠視用レンズと近視用レンズの境い目が見えてしまう「いかにも老眼鏡」といったようなレンズはもうほとんどなく、
普通のメガネをかけるオシャレ感覚で
老眼鏡を使用することができるのです。
そもそもテレビCMなどで紹介される老眼鏡においては、そのイメージキャラクターもそれなりに高齢な演者がキャスティングされることが多いことから、「老眼鏡は年寄りっぽい」といったイメージが定着してしまったのかもしれませんが、そもそもの老眼鏡の機能・役割としては
といった点が挙げられ、近くがはっきり見えるようにすることはもちろんのこと、老眼の進行を抑制すべく、
柔軟性を失いやすい毛様体筋や水晶体の負荷を軽減してくれる
といった役割が大きいことも忘れてはなりません。
老眼鏡を日常的に使用することで、目のピント調節機能の負担を軽減することができるほか、老眼鏡レンズの多くはUVプロテクション機能も兼ね備えておりますので、
水晶体を硬化させやすい紫外線からのダメージも守ってくれる
優れものなのです。シミやしわを増やさないためにUVカットの日焼け止めを日常的に使用するなら、目に対する紫外線対策もした方が良い・・・そのように考えれば、老眼鏡の大切さもある程度実感が湧くのかもしれません。
老眼鏡においては、メガネを構成するレンズが「老眼用レンズ」なだけであって、メガネフレーム自体は普通のメガネと一緒なので、基本的にアイウェアの一環として老眼鏡をオシャレに楽しむことができる点をご紹介しました。
また、元々視力が低い人にとっては、
当然遠くも見えないと困る
ため、遠近両用メガネを作る必要がありますが、昨今の老眼用レンズにおいては、
遠近両用レンズ特有のゆがみやズレもある程度抑制
されておりますので、日常的に使用してもそれほど違和感がないものもあります。
もちろん使用に際しては、眼科医や販売店の指示に従う必要があり、また車の運転などには不向きな側面があったりもしますが、上記でもお伝えしたように
老眼の進行を抑制したり紫外線をカットしたり
といった目的の方が大きい部分もありますので、目が疲れない程度に普段からかけておいても良いでしょう。
ただ、単に遠近両用メガネといっても、厳密には
などが存在し、それらを総称して累進レンズと呼びます。
端的に言えば、遠近両用レンズは遠くも中間も近くも見えやすくなる老眼用、アシスタントレンズは遠くが見え、近くも楽に見える若年層用といった具合に、1枚のレンズで度数が異なる高性能な累進レンズが多く市販されています。
例えば、デスクワークが多い時間帯はアシスタントメガネを使用したり、外出や車の運転などをする際には遠近両用メガネを使用したりと、
使用用途に合わせてメガネ(レンズ)を変える
といったオシャレアイテムとして使用する方が増えてきております。
老眼鏡という呼称も、徐々にリーディンググラスという呼び方が定着してきているため、これまでの「老眼鏡というネガティブなイメージ」は、一昔前ほどではなくなってきているのが現状です。
という視点で考えると、老眼鏡のイメージはガラッと180度変わると思いますので、老眼症状を自覚するようになったら、無理をせずに老眼鏡の使用を前提に、専門医に相談してみることが大切なのです。
記事監修:久保 明 医学博士
医療法人財団百葉の会銀座医院 院長補佐
東海大学医学部医学科 客員教授
日本臨床栄養協会 理事長
元 厚生労働省薬事・食品衛生審議会 専門委員
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