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疲れ目症状に応じた点眼薬の選び方

症状にあった目薬選べてますか?点眼薬の選び方の基礎

現代社会において”視覚機能の健康維持”は切っても切り離せない課題。 特に老眼が始まる中高年世代においては、どうしてもメタボや高血圧などの生活習慣病に意識が向きがちですが、老化現象は外見上の変化だけに留まりませんので、アイケアという面もしっかりと対策を講じていきたいところです。

さて、老眼が始まる40代前後においては、スマホの文字が見えにくい、手元の細かな作業がしにくいといった自覚症状が出るようになってきますが、そうした老眼症状に追い打ちをかけているのが

慢性的な目の酷使による視覚障害

で、その最たる代表が疲れ目であったり、疲れ目がさらに悪化することによって生じる眼精疲労であったりします。

近年では、業務でパソコンを長時間使用することも多いほか、仕事以外でもスマホ画面を見続けていることが多いことなどを背景に、こうした疲れ目症状を

VDT症候群(IT眼症)と呼んだりもします

が、基本的な症状は「▼疲れ目や眼精疲労を未然に防ぐアイケアの基礎」でもご紹介しているとおり、目の充血や目の乾き、視力低下からはじまり、さらに悪化すると頭痛や吐き気などに発展することも少なくありません。疲れ目対策の基本は、休息を取ることが一番効果的ではありますが、眼精疲労ともなると、

休息や睡眠をとっても疲れ目症状が回復しない状態

となり、頭痛や吐き気、肩こりやめまいなどのほか、メンタル不調や睡眠の質の低下などを招く恐れもあります。よって、休息しても目の疲労が回復できない眼精疲労の状態に陥らないよう、日常的なアイケアを意識してあげることがとても大切なのです。

そんなVDT症候群の潜在リスクが潜む現代社会においては、疲れ目を解消すべく点眼薬を常備し、活用している人も少なくありません。
目の疲れや乾きを感じた時に、手軽にさすことができるので、長時間パソコン作業をされる方などにとっては必須アイテムになりつつあるかもしれませんが、

ちゃんと自身の症状にあった目薬を選べているか?

と言われると、実は意外と「何となく」で選んでいる方が多いのも実情かもしれません。目が疲れた時は爽快感を与えたいからクールタイプを選ぶとか、コンタクト着用でもさせるタイプとか、そうした動機付けはもちろん大切ですが、

目薬と言えど医薬品である以上しっかりと用途を確認する

ことが重要ですので、自身で症状を判断せずに一度眼科医の診断を受けてアドバイス等をもらうことが望ましいと言えます。

例えば、ひと言で「目の乾き」と言っても、空気や室内が乾燥して目が乾くドライアイと、涙の脂分が低下して涙が蒸発しやすい症状のドライアイは別物ですので、そうした症状の違いを個人で判断するのは困難です。そうした点も踏まえ、正しい点眼薬選びの基礎を学んでいきましょう。

抗菌から機能改善まで~市販目薬の主な種類と機能を知ろう!

昨今の市販の点眼薬においては、メーカーの公式ホームページなどで

症状・用途別にこの点眼薬が最適

といったナビゲーションをしてくれているので、製品選び自体は比較的容易に判断することができます。ただし、本当にご自身がその症状なのかは自分自身でしか分かりませんので、単に「自身が自覚している症状を改善したい」という判断だけで選ばないよう心がける必要があります。

なお、市販の目薬においては、概ね

  • 第2類医薬品
  • 第3類医薬品

の表記がありますが、この違いはご存じでしょうか?

医薬品においては様々な分類があり、医師の処方が必要な医薬品は医療用医薬品という分類で、もちろんドラッグストアなどで購入することはできません。一方、ドラッグストアなどで購入可能な市販薬においても、要指導医薬品や第1~3類の医薬品に分類されており、

≪第2類医薬品≫
副作用等のリスクが中程度の医薬品。
薬剤師または登録販売者から購入可能、インターネット販売も可。
当医薬品に対する販売者からの情報提供は努力義務。
風邪薬などの多くはこの第2類医薬品。

≪第3類医薬品≫
第1類医薬品や第2類医薬品に該当しない副作用などのリスクが相対的に低い医薬品。
薬剤師または登録販売者から購入可能、インターネット販売も可。
当医薬品に対する情報提供は法律上規定なし。
コンビニなどで購入できる栄養ドリンクなどが該当。

といった違いがあります。

【参考】厚生労働省:一般用医薬品のリスク区分
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11121000-Iyakushokuhinkyoku-Soumuka/0000050568.pdf

市販の目薬においては第2類医薬品が多い傾向にあり、その効果の種類については主に

などが挙げられ、製品の多くは調節機能改善や栄養補給の成分を複合的に含んでいたり、充血除去と血行促進の成分を含んでいたりと、自身の用途に合っているか?と、自分に必要な成分が配合されている製品かどうか?を判断する必要があります。

実際に目薬に使用されている各成分の働きについては、製薬会社などのホームページで公開されていることも多いのでこちらでも紹介は割愛しますが、

第2類医薬品の分類おいては安全上の注意がいる医薬品

という位置づけになり、第2類と第3類でどちらのほうが効き目が良い、などという分類ではありませんので、目薬含有有成分とその働きについては、ある程度把握しておくと点眼薬選びに役立つでしょう。

常用は避けるべき?目薬を必要としない環境や習慣に改善しよう

上記でもご紹介したように目薬の多くは医薬品でありますので、風邪が治れば風邪薬を飲まなくなるのと同様に「目薬も慢性的な使用は避けることが好ましい」ということは説明の余地がありません。それ以上に、

目薬を必要としない環境や生活習慣を改善することが肝要

で、特に老眼がはじまる40代前後の中高年においては、老眼の進行抑制という観点でも目を酷使するような生活習慣を改善していくことが重要になります。業務上、パソコンの長時間使用は避けられない部分かもしれませんが、定期的に休息を挟んだり、休憩時間には画面を見ないなど

細かな心がけだけでも疲労感に違いが出ます

また目の酷使においては、ピント調整機能を司る毛様体筋や水晶体の動きによっても受ける疲労感に違いが生じますので、基本的に

ピントが合わない状態が続くほど目は疲れやすく

短時間であってもピントが合わない状態が続くことで、疲れ目症状を感じてしまうことも珍しくありません。この状態でいくら目薬をさしても、一時的に症状は改善するかもしれませんが根本原因が解消されていないため、結果的に目薬を使用する頻度が高まってしまい逆に目を乾燥させてしまう原因になってしまうのです。

特に老眼世代においては、

なにかとピントが合いにくく目が疲れやすい

という傾向にあり、物が見えにくいことで無意識にストレスが増え、メンタル不調の原因にもなりかねませんので、「▼老眼はストレスの元凶~老眼鏡と上手に付き合おう!」でもご紹介しているとおり、老眼鏡を活用することも疲れ目対策には有効なのです。

風邪薬を選ぶのとは異なり、疲れ目改善においては個々人によって症状が異なるだけでなく、市販目薬の種類も豊富なため、

自分の症状にあった目薬を選ぶのが難しい

のも事実ですが、その一方で

目薬の必要がないように目を労わる環境

ということも意識して、目を酷使することのないよう定期的な休息を取ったり、長時間のスマホ利用を避けるなどの生活習慣そのものを見直すようにしましょう。合わせて、リフレ公式「Re:コラム」記事「▼疲れ気味の方必見!疲れ目は休憩以外に改善する方法はある?」も参考にしてみてください。

まとめ

  • パソコン作業などが多い現代社会において目の酷使は重要課題
  • 疲れ目を解消すべく点眼薬の活用が増えている
  • 目薬と言えど医薬品である以上しっかりと用途を確認する
  • 市販の目薬においては第2類医薬品が多く安全上の注意がいる
  • 第2類や第3類は効き目ではなく副作用のリスクに応じた分類
  • 用途に合った成分が目薬に含まれているかを事前チェックする
  • 目薬も慢性的な使用は避けることが好ましい
  • 目薬を必要としない環境や生活習慣に改善することが大切

記事監修:久保 明 医学博士

医療法人財団百葉の会銀座医院 院長補佐
東海大学医学部医学科 客員教授
日本臨床栄養協会 理事長
元 厚生労働省薬事・食品衛生審議会 専門委員


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