特に中高年ともなると、男女問わずしっかりメンテナンスしていても生理的に口臭がキツくなる傾向にあるのは致し方ないところ。加齢による口腔環境の変化、ホルモンバランスの変化といった体そのものの変化のほか、ストレス過多、乱れた生活習慣、偏った食生活といった生活習慣そのものによる口臭もまた無視できないところです。
「口が臭い」と言われると、ほとんどの方が「歯磨きを見直す」といった具合に口腔内に原因があると判断しがち。もちろん、歯周病など口腔内に原因がある場合もありますが、
特に中高年以降の口臭は体の内側に原因があることが多い
傾向にありますので、全身性口臭の原因をしっかりと理解して、生活習慣そのものを見直すことが大切です。
特に呼気が臭くなる重度の便秘は、基本的に偏った食生活であったり、運動不足といった生活習慣そのものが原因であることが多く、仮に便秘ではなかったとしても、高脂肪 ・高糖質の食事を続けていれば高い確率で口臭は強くなります。それに加え、
加齢によって肝臓や口腔の殺菌力も低下する
ということを加味すれば、野菜や発酵食品の摂取が少なく、肉・揚げ物中心の食生活が、いかに口臭に悪影響を与えるかがお分かりいただけるかと思います。「▼唾液量減少・口呼吸増加・免疫低下~歯周病以外の口臭原因が急増?!」でもお伝えしていますが、加齢によって知らず知らずに口臭がキツくなりやすい生活習慣に傾いてしまうのが実情ですので、口臭対策という観点だけでなく体の内側の改善「インナーケア」を日常の生活習慣に取り入れることが大切です。
体臭と口臭は紙一重ではありますが、特に高脂肪&高糖質となりやすいコンビニ食は、口臭原因のひとつとして真っ先に挙げられるところ。近年では、超加工食品(家庭では再現できない工程を経た食品)の存在が問題視されておりますが、これは栄養バランスより、保存性や嗜好性、利益を優先した食品の総称であり、
いずれも口臭対策以前に生活習慣病リスクを高めてしまいます。
もちろん、すべてのコンビニ食材が口臭原因になる訳ではありませんが、これら食材は口腔内だけでなく、体の中からニオイを作り出す構造(腐敗ガスが出やすい)にあるため、自身では気付かないうちに腸内環境が乱れたり、便秘じゃないのに口臭がキツくなったりすることも珍しくありません。例えば、「チキン」などに多く含まれる動物性タンパク質は、良質なタンパク源であり、体への吸収効率も高いので積極的に摂るべき栄養素ではありますが、コンビニ食の場合「唐揚げ+おにぎり」といった具合に、
動物性オンリーになって腸内で腐敗する。
動物性たんぱく質を吸収するためには腸内細菌の分解が必要であり、食物繊維や発酵食品が不足すると、腸内で悪玉菌が増えて腐敗が進みます。また、チキンと言えどコンビニで売られているものは加工されすぎていて、塩分も多い、脂質も高いという点で腸内環境を乱したり、唾液の分泌低下を招く可能性があるという点を覚えておく良いでしょう。

たんぱく質・脂質が多い

食物繊維・発酵食品が少ない

超加工食品が多い

糖質+脂質の組み合わせ

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生活習慣と食生活での口臭対策として切り離せないのがアルコールとストレス。飲酒習慣がある人の多くは、得てして自身では気付いていないケースがほとんどですが、翌朝まで残るアルコール臭は強烈で、口からも呼気からも不快なニオイを発しています。これは、摂取したアルコールが
分解されずに呼気や皮膚から出てくるため
で、歯磨きでは解消されない全身性口臭であり、それをごまかそうとブレスケアなどの口臭ケアタブレットなどを使っても全く意味がありません。口臭ケアアイテムは、あくまで臭いの元が口腔内にある場合のみに利用するものだということを留意しておきましょう。
またアルコールの摂取においては、アルコール自体のニオイはもちろん、アルコールを摂取することによって利尿作用が活発化し、
体を脱水させる→唾液を出す神経を抑えてしまう
という特徴があります。
アルコールには高い利尿作用があり、飲酒後は脱水気味になることは「▼頻尿気味の人が避けたい食べ物・飲み物ランキング」でも取り上げておりますが、アルコール摂取によって脱水気味となることで唾液量が減るだけでなく、自律神経が緊張状態である交感神経優位となる、さらには口呼吸になりやすくなる、といった具合に口臭発生要因のオンパレードとなってしまいます。
また、日常生活におけるストレスも自律神経を乱し、常に交感神経が優位な状況となってしまうため、唾液が作られにくく(唾液は副交感神経が優位な時に出る)、必然的に唾液量が減少して口臭が出やすくなります。つまり、何かイライラしたりストレス発散のためにお酒を飲むというのが一番口臭がキツくなる行動であり、飲酒に限らずドカ食いやスイーツもまた同様に口臭原因になります。

やけ酒・深酒
肝臓で処理しきれなかったアルコールは呼気や汗から排出され全身性口臭に。

締めのラーメン
飲酒後の塩分・糖質摂取は脱水を進行させるだけでなく血糖値も急上昇。

ドカ食い
胃の消化が追いつかず腸内で腐敗~糖質や脂質が多いほど腸内環境は悪化。
とは言え、社会人であればお酒を飲む機会もあれば、仕事上の付き合いなどで普段と違った生活リズムを強いられることもあり、避けられないことも多々あります。特に中高年以降の口臭対策においては、歯磨きなどの口腔内のケア以上に
生活習慣を改善したインナーケアの方が重要
と言っても過言ではないため、特に口臭が悪化しやすい食生活の見直しや就寝中のケアなども行っておきたいところ。食生活の見直しについては、前頁「▼口臭がキツくなる食生活・成分~口臭起因と腸臭起因」でもお伝えしている通りですが、自身の意思や意識では改善できない「就寝中の口呼吸による口内乾燥対策」は、加湿器ひとつで手軽に行えるものなので、いかに口内乾燥を防ぐか?という点にフォーカスすると良いでしょう。
加齢によって口臭がキツくなる要因は、中高年からはなぜ口臭がキツくなるの?でお伝えしたとおりですが、唾液量の減少も口もとの筋肉の緩みもいずれも加齢変化であり、個人差はあれど自身ではどうしようもありません。特に冬場の寝室は、暖房などをつけていることで湿度が20%前後まで乾燥することも珍しくなく、唾液が蒸発しやすい環境になります。
朝、目が覚めると喉がカラカラという方は、もちろん口呼吸を減らすということも大切ですが、寝室内の湿度を快適湿度域である35~50%程度を保つだけでも、口内乾燥をある程度防ぐことができるかもしれません。もちろん、加湿のし過ぎはジメジメして不快さが増したり、カビ発生の原因になりますので、湿度何%が良いかはそれぞれの環境次第となります。また、就寝中に口腔内を乾燥させないその他の方法については
などを意識することで、日常的な口臭対策を習慣化することができるでしょう。
【歯磨き以外の口臭対策習慣・まとめ】