ギリシア神話では愛と美の女神アフロディーテや恋の神エロスといった神に捧げられた花として、愛と美の象徴とされるバラは恋愛に関する花言葉が多いようです。
今では様々な色のバラもある事から花の色によっても花言葉が異なります。
赤いバラ=あなたを愛してます、愛情、美、情熱
ピンクのバラ=しとやか、上品、感銘
黄色いバラ=愛情の薄らぎ、嫉妬、友情
白いバラ=純潔、私はあなたにふさわしい、深い尊敬
色の数だけ花言葉があるように、プレゼントなど花束の本数によっても意味が変わってくるのはご存知ですか?意味を知るとなんかドキドキしてしまいますね。
1本=一目ぼれ、あなたしかいない
3本=愛しています、告白
12本=付き合ってください
15本=永遠の友情、ごめんなさい
99本=永遠の愛、ずっと好きだった
100本=100%の愛
108本=結婚して下さい
365本=あなたが毎日恋しい
999本=何度生まれ変わってもあなたを愛する
ギリシア神話の中にはいくつかバラに関する記述があるのですが、バラの誕生には、女神アフロディーテ(ウェヌスまたはヴィーナス)が誕生した時に、神々がバラを作って祝福したとされています。
他にも、バラに棘がある理由や、花の色についてのお話もあります。
アフロディーテに捧げられた花ということもあり、アフロディーテとその息子エロス(クピドまたはキューピッド)にまつわるお話が多いですね。
ただ、別系統の神話にも同様な話がある事から、長い間語り継がれているため内容が微妙に変化していたりというものもあります。一度読み比べてみるのも楽しいかもしれませんよ。
「薔薇色」
明るいくれない色。淡紅色。「~の頬」 という意味と、比喩的に「幸福・喜び・希望などに満ちた状態」しあわせや希望に満ちている状態。「~の人生」「~の未来」といった、輝かしい未来などを象徴する色。
「Under the rose」
ギリシア神話の中に、アフロディーテの密会を、沈黙の神ハルポクラテスに黙っていてくれることお願いする引き換えに「バラを渡した」という話に由来しています。
そこから部屋の天井中央に1輪のバラの花をつけ、話の内容を外部に漏らさない誓いの印としたことで「秘密はバラの下で」という意味を持つようになったと言われています。
「Rozen voor de varkens strooien」
オランダのことわざで「豚の前にバラをまく」。値打ちの分からないものに高価なものを与えることという意味で日本でいう「豚に真珠」と同じ。
「Stop and smell the roses」
直訳すると「立ち止まってバラの香りをかぐ」ですが、自分の身の回りの美しいものに感謝するという意味で、忙しさのあまり心のゆとりがなくなってしまいがちな今の時代に大切な言葉かもしれませんね。
「薔薇に棘あり」
美しい薔薇には棘があるように、美しいものには人を傷つける一面があるということ。
風水で運気を上げるといったテレビ番組や本など、ちょっと前にとても流行りましたね。風水の発祥は紀元前4000年前の中国で、地理学や心理学、医学などをまとめあげた環境学であると言われています。
その風水とバラ?と思われるかもしれませんが、生活の中に花を取り入れることは、運気を上げるためにとても大切なことだとされています。特にバラは見た目の華やかさや、強い香りが特長で運気を上げる花としては効果的なのだとか。
ただバラの棘は邪気除けでもあり、人を寄せ付けないマイナス要素でもあるので注意が必要です。
赤いバラ
恋愛運アップ・人間関係を良好に。陽と陰、両方の強いエネルギーがを持つのでトゲを取り除いてマイナスの要素を和らげましょう。
北、東、東南、南西に飾ると良い。
黄色いバラ
金運・行動力のアップには西側に飾りましょう。気持ちを穏やかに、豊かにしてくれて前向きな気持ちに導くとされています。
ピンクのバラ
恋愛運・美容運アップに。恋愛運を上げるためにはトゲは取り除きましょう!トゲつきのままだとせっかくの出会いのチャンスもなくしてしまうかも…。
オレンジのバラ
出会い運アップ、人間関係を良好に。お疲れ気味の人にもオススメ。
紫のバラ
名誉運アップ、魔除けの効果も。悪いことを良い方向に変えてくれる働きがあります。
お家の中心に飾ることで家族全体の運気がアップ。