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バラの女王ダマスクローズ

ダマスクローズとは?

バラの女王とも称されるダマスクローズは、ロサ・ダマスケナという品種の別名です。ヨーロッパの原種ロサ・ガリカとロサ・モスカタの交配から生まれたハイブリッドローズでオールドローズの中でも重要な品種として大切に育てられています。ダマスクローズは紀元前5世紀頃にはすでに栽培されていたといい、甘く高貴な香りから「バラの女王」と呼ばれ、多くの人々に愛されてきました。 香りの高さと精油成分を多く含んでいることから、香水の成分として使用されるローズオイルを抽出するための原料としても有名です。

ダマスクローズの主な産地としてブルガリアが有名ですが、ブルガリア中央部には「バラの谷」と呼ばれる広大なバラの産地があります。こでは300年以上もの間、農薬を一切使わずに大切に育てられたバラが、早朝から丁寧に手摘みで収穫され、その日のうちに高品質なローズオイルに生まれ変わります。

ブルガリア産のダマスクローズは特に香り高いと言われ、気候や土壌に恵まれたこの地で作られるローズオイルは、他の産地に比べ精油成分が多く含まれていることから、バラ本来の香りを代表するとまで言われています。

バラの収穫は、毎年5月中旬から6月上旬にかけての約20日間に行われます。この時季には、1年かけて大切に育てたバラの収穫を祝って、バラの谷ではバラ祭りが開かれます。ブルガリアでもっとも有名な祭りといわれており、民族衣装を身につけた老若男女が集まり、ローズクイーンを選ぶコンテストやパレードなどが行われ、収穫の喜びを楽しみます。今では多くの観光客も訪れにぎわいます。

ブルガリア国立バラ研究所

ブルガリアでは世界的に評価されるローズオイルの品質を守るため、独自の専門機関を設けています。
この厳しい国家基準を満たしたローズオイルだけに品質保証書が与えられます。
このようにして品質が認められたローズオイルは世界各国に輸出され、高級化粧品、香水、アロマオイルなどに使用されます。