リフレの健康食品 TOP特集一覧ローズ特集 > バラの香りの効果とは

バラの香りの効果とは

バラの香りでリラックス

気分を落ち着かせリラックスしたいとき、あなたはどのような方法を行っていますか?
お風呂に入ったり、クラシックやヒーリングミュージックなどの音楽を聴いたり、照明を少し落としてアロマキャンドルを炊いたり…。
森林浴などでマイナスイオンを取り込んで落ち着かせるといった方法が挙げられるかと思いますが、バラの香りもリラックスする効果があると言われています。

バラには、甘く華やかな香りのダマスク系(主にヨーロッパ種)と、紅茶のような優雅な香りのティー系(アジア種)の2系統があります。
特にティーローズの香りは、「鎮静効果」や「安眠効果」「美肌効果」などがあるとされ、香りを嗅いだ後の脳波測定では、鎮静効果が高いと言われているラベンダーの精油より効果が高いといった結果が出たそうです。
ティーローズは中国原産のロサ・キネンシス(和名:コウシンバラ)が有名で、モダンローズの品種改良にも使われています。また、漢方薬としても古くから親しまれています。

バラのお風呂

かのクレオパトラはバラの花びらをふんだんに使用したバラ風呂を好み、それが彼女の美貌の秘訣であったとされています。女性であればちょと試したくなりますよね。わざわざバラ風呂用にバラの花を買ってくるのはもったいないので、鑑賞した後見頃が過ぎたくらいの花びらを使ってやってみましょう。
観賞用のバラは農薬が使われている場合が多いので、花びらを軽く水で洗い流します。花びらだけを人肌ぐらいのぬるめのお湯に浮かべちょっとフタをしておくと、開けた時にそのまま浮かべた時より香りを楽しめると思います。
半身浴をしながらたまには優雅にバスタイムを楽しみましょう。香りが足りないと感じたらローズオイル数滴入れてみるのも良いと思いますよ。

アロマテラピー

香りの力で心身の健康やリラクゼーションやストレスの解消などを目的とする、古くからアラビアやヨーロッパで親しまれてきた民間療法の一つです。
最近は気軽にアロマキャンドルやエッセンシャルオイル(精油)が手に入るので、実践されている方も多いと思います。
就寝する少し前にアロマキャンドルやローズオイルを数滴たらしたアロマポットなどで数分焚くだけでも良い香りが部屋を満たします。
あとは照明を少し落とし、ゆったりとした音楽を聴いたり、読書をしたりと心穏やかな空間を作りましょう。一日の緊張を解きほぐして眠りやすい環境を整えます。キャンドルなど火を使う場合は、消し忘れが無いようお気を付けくださいね。

バラの香りと記憶

バラの香りは記憶力にも影響があるという研究をドイツのリューベック大学の研究チームが科学誌「サイエンス」に発表しました。 調査は74人の学生を対象にトランプの神経衰弱を行い、一部の学生だけにバラの香りを嗅がせることで、記憶力への影響を調べるというもの。またゲーム終了後、MRI装置の中で眠り睡眠中の脳の働きも分析。ノンREM睡眠(深い眠り)中に再度バラの香りを嗅いだグループは翌日に同じカードゲームを実施したところ、正解率は97.2%だったのに対し、嗅がなかったグループの正解率は86%となった。
またMRI装置を使った分析では、バラの香りを嗅いだ学生の脳では記憶をつかさどる海馬部分が活発になっていたことも明らかになったそうです。
ただ、同じバラの香りを嗅いだグループでも、REM睡眠(浅い眠り)中にバラの香りを与えられたグループは、香りなしのグループと大きな違いは出なかったということです。
多少なりともバラの香りでリラックスした状態の方が記憶に残りやすいという事なのかもしれません。