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目が疲れる照明・休まる照明

職場や自宅の照明の明るさは適切でしょうか?
暗いところでテレビを見たり、本を読むと視力が低下すると言われていますが、強すぎる明かりは目を疲れさせてしまいます。
また、明るさの感じ方には個人差があり、目にとっての適切な明るさとはどういったものなのでしょう。

「暗いところでものを見ると視力が悪くなる」は本当?

暗い場所でものを見ることと視力低下の医学的な報告はされていません。
しかし暗い場所では人の目は少しでもたくさんの光を取り入れようと瞳孔が開くようにできています。
逆に本を読んだり、近くのものを見るとき、目は瞳孔を縮めようとします。
反対の動きをすることで目が緊張して疲れ、視力低下の直接の原因ではなくても一因になりえます。

●スマホ・パソコンを使う部屋の明るさ
・パソコンの作業…300~500ルクス
・ゲーム…200~300ルクス

【アドバイス】

●周りの環境と画面の明るさとのギャップを減らすのがポイント
●スマホによっては適正照度がチェックできるアプリがインストールできるので活用するのもおすすめです
●パソコンのディスプレイは手元の白い紙と比べて同じくらいの明るさになるよう調節しましょう

●読書・勉強する部屋の明るさ
・勉強や読書…500~1000ルクス
・編物や針仕事等の細かい作業時…750~2000ルクス

【アドバイス】

●同じ明るさでも年齢を重ねるにつれて目は暗く感じるようになります
(20代を1とすると60代では3倍の照度で網膜に達する光量が同じになるともいわれます
●明るさが足りないときは手元を照らすライトなどで調節しましょう

Lx(ルクス)は照度の単位。数字が大きいほど明るい状態です。
JIS照度基準で住宅や学校、事務所などの場所・作業内容において適切な照度が定められています。

目と体を休める間接照明

生活光を作り出す蛍光灯や電球などの直接光は効率よく作業するために必要ですが、反射光を利用して周囲を照らす間接照明は癒しやリラックスできる空間を演出してくれます。
自然界では夕日や焚き火の光などが気持ちを落ち着かせてくれます。
同じように、照明をオレンジに近い電球色に変えたり明るさを抑えることで副交感神経を刺激して夕日や焚き火と同じような効果が期待できるようです。
日中強い光の中で疲れた目と体を休めるのに、照明の光を上手に利用したいものですね。