記憶にとどめる力※のサポート成分DHAについて
※数・ことば・図形・物語・色・状況などの情報
DHAとは
DHA(ドコサヘキサエン酸)はオメガ3系高度不飽和脂肪酸(※)のひとつで私たちの体内に必要な栄養素です。人間の脳や目の網膜、心臓（心筋）、胎盤や精子、母乳に多く含まれていますが、体内で合成できないα-リノレン酸を原料としてDHAを生合成するため、食事を通じて摂取するしかありません。食品ではマグロやサバ、イワシ等の青魚の魚油に多く含まれています。DHAが注目されたのは、「日本人の子どものIQが高いのは日本人が魚を多く食べて来た歴史的な食習慣に起因しているかもしれない」という内容をイギリスDHA研究の世界的権威であるマイケル・クロフォード博士が著書で発表したことがきっかけでした。それ以降、DHAの研究が進み、期待される機能についての研究報告がされるようになりました。
※オメガ3系はn-3系、高度不飽和脂肪酸は多価不飽和脂肪酸と表記される場合があります。
DHAの機能性とは？
DHAには、認知機能の一部である、数・ことば・図形・物語・色・状況などの情報の記憶をサポートする機能(物を覚えて記憶にとどめる力)があります。
右のグラフは健常な男女485名よるDHAを1日900mgを24週間摂取後の記憶機能について比較試験したものです。その結果、認知機能の一部である「記憶」に関する試験（PAL、VRM, immediate、VRM, delayed）および「判断・実行」に関する試験（SOC）において、プラセボ摂取群と比較してDHA摂取群は有意な機能を認めたことを報告しています。
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